2008年3月10日月曜日

太陽光発電の価格は?お得?

地球環境を守るためと言っても、太陽光発電を導入するにはコスト的に何らかのメリットがなければ導入は難しいですよね。ではどのくらいコストの削減につながるのでしょうか。

例として、東京電力エリアに住んでいることを想定してみます。太陽光発電システムを導入し、さらにオール電化にした場合、東京電力のオール電化割引システム「電化上手」を利用することが可能です。これを従来のガスと電気の併用時と比べてみましょう。ガス・電気併用のご家庭(ガスで調理と給湯をし、そのほか照明などに電気を用いている)で、たとえば、1年間のガス代が約10万円、電気代が約12万円だったとします。このご家庭の燃料費の内訳は:

1.基本料金が年間、都市ガス+電気代(40A)で約35000円かかる。

2.給湯代は都市ガス(セントラル給湯器)で全面的に行うことから約65000円。

3.さらに調理用のガスコンロ・照明・空調代として電気がそれぞれ必要で、
  あわせて約12万円かかります。

この1,2,3、の合計が1年間の光熱費で、ガス代と電気代を合計して約22万円になります。


一方、太陽光発電でオール電化(調理はHIヒーター、給湯にはエコキュートを使用)にし、東京電力の「電化上手」を利用した場合には:

1。基本料金は年間約14,000円かかる。

2.給湯代は、エコキュートのみで、約1万円です。

3.そのほか調理用のHIヒーターと照明、空調、すべて電気により約96000円かかります。

そしてこれらを合計すると、1年間で光熱費はすべて電気のみなので、約120000円になります。

年間で約220000-120000=約100000円の差となります。
つまり、オール電化の一般的な保障期間である10年間に1000000円の差となるわけです。

これが得かそうでないのかは、初期設定費用と、オール電化にした場合の安全性およびそれによる精神的負担の軽減を加味して考えた場合、どうであるかを踏まえて判断することになります。

あとは、業者に設定費用でいくらかかるのか、見積もりを依頼して実際のメリットを考えていくことになります。(ただし、上記の概算はあくまでも各ご家庭により異なって来ます)

太陽光発電のしくみ

太陽光発電は、太陽のエネルギーから電気を作りだします。
では、曇りの日や、雨の日は電気を作り出せないのでしょうか。
停電してしまうのではないかと心配になりますよね。

住宅用の太陽光発電は、太陽電池を屋根に設置し、生活で使う電気を生み出します。
しかし、すべての電力を太陽電池に依存しているわけではありません。

曇りの日、雨の日など、発電量が不足した場合には、これまでどおり、電力会社から電気を買います。これを買電といいます。

電力会社の電力にも頼りつつ、日がガンガン照って発電量が増え、電気が余った際には売ることもできるのです。

足りない時は電気を買って、余った時には売ることができるという合理的なシステムなので無駄がないのです。

朝や夕方や曇りの日は、太陽の光が弱いので足りない電力を電力会社に補足してもらい、雨の日や夜は発電できないので、この場合は100パーセント電力会社から供給してもらいます。
さらに停電時には、晴れていれば電力が発電できるので、停電に関係なく電気が使えます。

ただ、停電時には自動的にいったん商業電力への接続が切れるため、手動で自立運転に切り替えることになります。

2008年3月9日日曜日

太陽光発電のメーカーの選び方

太陽光発電の良さも、環境への優しさも理解した。
それではどこに工事を頼んだらいいのでしょうか。

太陽光発電システムはまだまだ決して安い買い物ではありません。
ですから、安心で価格も安く、メンテナンスや、維持費用も長い目で見て
得になるようなメーカーを、じっくり選びたいものです。

ご参考としまして、現在日本で太陽光発電システムを扱っているメーカーで有名なのは、
「シャープ」「三洋電機」「京セラ」「三菱電機」です。これらのメーカーで、
日本で生産される9割以上のシェアを占めているといわれています。

では、これらのメーカーをどのような観点で比較すればよいのでしょうか。

1:価格・・・導入時点でのコストをまず考えるのなら、各メーカーの太陽電池
  モジュール1枚あたりの価格を比較して、1wあたりの価格を計算してみるとわかり易いです。

2:変換効率・・・モジュールの変換率というのは、パーセントで表し、
  太陽エネルギーがどれだけ電気エネルギーに変換されたかの割合を示しています。
  変換効率が高いということは、それだけ少ない面積で多くの電気を発電できる
  ということです。したがって、ご自宅の屋根が小さい方などは、少ない面積で
  効率よく発電するために変換率の高いものがよいです。

3:形状・・・さまざまな形状の屋根が存在する日本の場合、
 自分の家の屋根にぴったりする形状のものを扱っているか
 どうかを確認します。たとえば「寄棟」の屋根のお宅なら、
 それにぴったりと合う形状の太陽電池を作っているメーカーを選べば、
 見栄え良くすっきりとした仕上がりになります。

4:保証・・・先の4社も含め、これについては大体の耐用年数である
 「10年保証」が主流になってます。ただし、どのようなときに保証が
 受けられるのかをしっかりと確認する必要があります。一般的には、
 システムの構成機器に不具合が生じてしまった時、太陽電池
 モジュールの出力が低下した時、設置工事が原因となり、
 システムに不具合が生じた時、などです。

この4点について考慮し、数社から見積もりを出してみることがおすすめです。

2008年3月7日金曜日

太陽光発電システムメーカー、シャープ、サンヨー

かつては設置にかなりの費用がかかったために、環境に優しいといわれる太陽光発電システムは、なかなか一般家庭では導入に踏み切れないところも多かった。しかし、最近では研究、開発が進んでいることもあって、昔に比べ随分と手ごろな価格で設置できるようになりました。技術の進歩によって、安定した電気の供給が見こめ、メンテナンスや面倒な管理もあまり必要はないということです。

「それなら、太陽光発電システムを導入しよう!」

と、思われる方がだんだん多くなっています。住宅を新築した機会に一緒に、という方が多いみたいですが、既築の方でももちろん設置することは可能です。どこに施工を頼んだらいいのでしょうか?

大手メーカーでは、太陽電池(セル)から取り付けまで手がけることも多いですが、太陽電池の製造、モジュールの製造、建物への設置など、それぞれを専門の企業が分担して行う場合もあります。
日本の主なセル・モジュールメーカーを挙げてみます:

●シャープ:太陽電池の製造では世界一のシェアを有します。●三洋電機●三菱電機・三菱重工業●MSK●昭和シェル●ホンダ

日本では、太陽光発電システムの導入が拡大しつつあります。それによって、宅向けの太陽光発電を導入するための補助金制度を復活しようという動きも出てきています。しかし国内出荷量の9割が個人住宅向けとなっています。集合住宅への導入もだんだんと増えてきています。

今後は、集合住宅への導入の拡大や、公共施設での積極的な導入が強く求められることになるでしょう。特に公共施設では、環境保護ということに加えて、災害時の避難場所としての機能もあるために、太陽光発電システムの導入によって、停電した時の、商用電源の確保ということが、性急に望まれるところです。